ワセリン、じつは「石油」だった
「シワが消える」「最強の保湿」―― 今、ワセリンが大ブームになっています。
けれど、知っていましたか?
ワセリンはもともと、石油から作られたものだということを。
肌に塗ると、たしかにしっとりと守られたように感じるかもしれません。 でもそれは、石油由来の膜が肌を覆っているだけ。
さらに―― 私たちが何気なく使っているそのワセリンの向こうには、動物たちの痛みと犠牲が隠れています。
多くのワセリン商品は、開発や製造の過程で、動物実験が行われているのです。
つまり、「動物たちの苦しみ」を、「石油」と一緒に、自分の肌に塗りこんでいる――
そんな現実に、気づかないまま、取り込んでしまっているのです。
日本には、「安全」+「動物実験ゼロ」のワセリンが存在しない
もっと深刻なことがあります。
それは、 日本には、「動物実験ゼロ」と公式に明言されたワセリン製品が、一つも存在しないという事実です。
公益財団法人 JAVA(動物実験の廃止を求める会)の調査でも、大手メーカーのほとんどは、動物実験の有無について明確な回答すらしていません。
私たちが「安全だ」と信じて使っているものが、誰かの痛みの上に成り立っているかもしれない。 でも、それすら知るすべもない。
これが、今の日本の現実です。
これは、単なる「選択肢がない」という問題ではありません。 選ぶ自由すら奪われている。
それは、とても恐ろしいことだと思いませんか?
本当に、自分や大切な人を守りたいと思うなら、この現実から、目を背けるわきにはいきません。
だから、自分で作ろう
でも、絶望する必要はありません。
私たちには、まだできることがあります。
それは―― 「自分で、自分のために、負のエネルギーを取り込まない保湿バームを作る」こと。
しかも、 原料からきちんと「動物実験ゼロ」のものを選んで。
そうすれば、「愛」と「やさしさ」だけを自分に取り込むことができます。
自作バームのレシピ
材料(すべて動物実験していない企業から購入)
- シアバター:20g(保湿力がとても高い植物性バター)
- ココナッツオイル:10g(抗菌作用もあり、さらっと伸びが良い)
- ホホバオイル:10g(人間の皮脂に似た成分でなじみやすい)
- (必要に応じて)天然のビタミンEオイル:数滴(酸化防止・肌の修復サポート)
道具
- 耐熱容器(小さいボウルなど)
- 小鍋(湯せん用)
- 保存用のクリーム容器
作り方
1.小鍋にお湯を沸かし、ボウルを湯せんにかける。 2.シアバターとココナッツオイルを入れて、完全に溶かす。 3.火からおろし、ホホバオイルとビタミンEオイルを加える。 4.しっかり混ぜたら、保存容器に流し入れる。 5.室温で冷やし固めたら完成!
【ポイント】
- 冬場など固くなりすぎる場合は、ホホバオイルを少し多めに。
- 夏場など溶けやすい場合はシアバターを少し多めに。
- 完全に冷える前に精油(ラベンダーなど)を数滴入れて香りづけもOK(※ただし精油は肌刺激があるものもあるので注意)
【注意点】
- 「保存料なし」なので、3ヶ月以内を目安に使い切ってください。
- 必ず清潔な手や、スパチュラで取り出して使ってください。
- 使用する保存容器は、事前に煮沸消毒またはアルコールなどで殺菌してください。 📍スバチュラは、百均でも購入できるよ 📍保存容器は、耐熱ガラスや金属製がおすすめ(プラスチックは熱で変形する)
たったこれだけ。 でもそこには、誰の苦しみも含まれていない。 あなた自身と、動物にも地球にとっても、やさしいバームが出来上がります。
本当の美しさは、何を選ぶかで決まる
私たちの肌は、ただ外側から潤してあげればいいのではありません。
どんなエネルギーを取り込むか―― それが、美しさを決めるのです。
動物たちの悲しみを、自分に重ねる必要なんてない。 負のエネルギーを手放して、あなた自身の内側から、もっともっと輝いてください。
やさしさは、美しさになる。
今日から、あなたの手で、未来を選びましょう。
【追記】エシカルバームについて
このページでご紹介した手作りの保湿バーム(エシカルバーム)を、私は勝手に「ピュアブレスバーム」と呼んでいます。
- Pure ➡ 汚れがない、まっさら、ピュアな心と肌
- Breath ➡ 呼吸、生命そのもの
- Balm ➡ 守りながら癒すもの
つまり、「自分自身が、本来持っている美しさと生命力を守りながら育てる」+「動物も守れる」 そんな、本当の意味の「最強バーム」なんです。