私が動物実験という言葉を初めて意識したのは、今から十数年前のことです。
でも、本当はもっと前から、私はずっと苦しみ続けてきました。

約40年前、母の仕事を手伝っていたときのこと。
何気なく手に取った週刊誌に、ある記事が載っていました。

その内容は、あまりにも残酷で——
今でもここで語ることができないほど、胸をえぐるものでした。

たぶん、作り話だったのでしょう。
でも、幼い私の心には強烈に焼き付き、
それ以来、電子レンジや家電の前に立つだけで手が震え、吐き気が襲うようになりました。

そして、いつしかその記憶は「悲鳴」となって耳に届くようになったのです。
夜中、助けを呼ぶ声で目が覚め、汗びっしょりになっていることもありました。

当時の私は、自分がなぜそんな感覚に襲われるのか分かりませんでした。
けれど、のちに私は「動物実験」という現実を知ります。

その瞬間、私の中ですべてがつながりました。

もしかしたら私が感じてきたこの恐怖と苦しみは、
声を上げられない動物たちの代弁をするために、
与えられたものだったのかもしれない。

私の中にはずっと、強い無力感がありました。
何かを変えたいのに、どうしていいかわからない。
助けを求める声が聞こえているのに、何もできない自分が憎い——

そんなふうに、自分から目をそらすしかなかった。

でも、気づいてしまったのです。
「知らないふりをしている間にも、命は奪われている」ということに。

もう、黙っているのはやめよう。

私は決意しました。
たとえ小さな一歩でも、今、できることを始めようと。

私が選んだのは、「NFTアート」という表現手段でした。
なぜなら、言葉では届かない人にも、アートなら届くことがあると信じているからです。

NFTには、次のような力があります。

  • 国や言語を超えて、メッセージを届ける力
  • ブロックチェーンによる寄付の透明性
  • 売上の50%を寄付という形で、実際の支援に変えることができる

これは、私ひとりでは実現できないこと。
でも、あなたがこのプロジェクトに共感し、行動してくれたなら——

その小さな波紋が、
いつか世界を変えるうねりになると、私は信じています。

私が40年ものあいだ抱え続けてきた苦しみは、
もしかすると、「あなたの力で変えられる未来」への橋だったのかもしれません。

この痛みを、終わりのない苦しみにしないために。
行動へ、そして希望へと変えていくために。

Liberation NFTs は、あなたと一緒にその未来を描きたいと願っています。

  • NFTアートを見ることからでも
  • 支援の輪に加わることからでも
  • クルエルティフリーな選択を意識することからでも

あなたにできることは、きっとある。

あなたの「知る・感じる・選ぶ」が、
動物たちの未来をやさしく照らしますように。